調香WORKSHOPレポート。
こんにちは。
今日もオリジナル香水作り、調香ワークショップを体験していただいた様子をご紹介したいと思います。
本日のお客様は、ご自身でもアロマのお勉強をされたりして、普段から香りに親しんでいらっしゃるお方。
本格的な調香は初めてということで、楽しみにしてくださっていました😊
今回の香りのテーマは
- 重厚感
- 爽やかなお花のイメージ
- 可愛い
- 海外の素敵なレストランで食事
- 海外でのゆったりと過ごす時間
という、今回もまた相反するイメージを香りで表現する難しいテーマ。
早速香料を選んでいただきましょう。
フレグランス がお好きな方はやはりラストノートが重要であることをよくご存知なので、まずはラストノートの香料選びから。
香りがお好きなだけあって、お選びになった香料もなかなか個性的です!😊
【ラストノート】
- tabacco
- kakao
- vetiver
- blackpepper
- musk←ムスクはバランスを見て僕が提案させていただきました。
というラインナップ。ラストの香りで重厚さと大人感は出せそうですね。
続いてミドルノートを。ミドルは厚みがありつつも瑞々しい香りをということで
【ミドルノート】
- jasmine
- muguet
- geranium
- geraniol
- strawberry
- violet
をチョイス。ジャスミン、すずらんをメインに、すみれとゼラニウムで香りに厚みをプラス、ゲラニオールで華やかさを、少量のストロベリーで可愛らしい甘さをプラスしています。
トップノートはもともとローズマリーを入れたいとのことだったのですが、全体のバランスを崩してしまうので外すことに。トップをシンプルな処方にすることで香り全体がまとまりました。
(後で確認できるようムエットひとつひとつに香料の名前を書いていらっしゃいました。さすがです。)
【トップノート】
- bergamot
- lemon
最終的に出来上がった香りは、柑橘の爽やかな香りから、ほのかのすずらんが香るジャスミン、徐々にカカオとタバコのスモーキーさを纏ったベチバーが顔を出します。
瑞々しい柑橘、白いお花からパウダリーなドライへ続くイメージへの変調がとっても面白くて素敵です。
とってもいい香りが出来上がりましたが、肌にのせるともっといい香りになるだろうなと思いました。
何より楽しんでいただけてよかったです。
ぜひ皆さんも調香体験してみてくださいね。